1月21日開催の謙信公生誕495年記念講演会には上越市民のみならず県内外からたくさんご参加いただきました。

冒頭、本年度お亡くなりになられた当倶楽部名誉顧問の笹川元祥林泉寺前住職様、当倶楽部員の植樹プロジェクトのリーダーの高木武一様、そして講演者の恩人である日本城郭史学学会代表の西ヶ谷恭弘様のご冥福を祈り黙祷を捧げました。
国家斉唱に続き主催者を代表してNPO法人越後まほろば倶楽部副理事長の石黒孝良が挨拶いたしました。

引き続き、来賓を代表して上越市長・中川幹太様、新潟県上越地域振興局長・鴻江孝雄様、前衆議院議員・高鳥修一様よりご祝辞を賜りました。

そしていよいよ城ライターであるいなもとかおりさまによる「春日山城を活用した上越のまちづくり」の講演スタートです。いなもとさまご自身のプロフィールに始まり、日本に多々ある城の中で百名城に選ばれている春日山城の価値や素晴らしさをそして関わりについてお話しいただきました。

次いで、他地域の例を挙げていろんな面から人を呼び込む方法やいろんな意味で人を巻き込みながら春日山城を生かしたまちづくりの可能性についてご提言いただきました。

また自らフロアに入っての質疑応答もあり、参加者はいなもとさまのお声とスクリーンに釘付けという素晴らしい講演会となりました。

休憩後は篠笛演奏と春日村歌斉唱です。

篠笛演奏曲は謙信公に因んだ「謙信公囃子」と未来への夢や希望を歌った「花は咲く」そして地域を盛り上げ自分も元気になれる「MATSURI」3曲を演奏いたしました。演奏後にはお褒めのお言葉もいただきたくさんの方から喜んでいただけたものと信じています。

春日村歌は春日地域の自然と歴史、親鸞と謙信公の威光、そしてふるさとを愛しながら人として生きる道を歌ったものです。保存会メンバーだけでなく歌詞カードを見ながら全員で歌いました。

最後に、理事長が越後まほろば倶楽部の活動報告と今後の方針について以下のように説明いたしました。

まず倶楽部の目的と達成する為の4つの手法ごとに報告がありました。

続いて、生誕500年祭に向けての今後の目玉事業である「謙信公の里山復元プロジェクト」の計画の説明がありました。

そして、春日山城の価値の再評価と更なる磨きへの提言。

春日山城の景観の差し迫った危機に対する根本的な対応策の提言がなされました。

そして、倶楽部のモットーである「誰もが輝ける真のまほろば(住みやすく・暮らしやすい社会)を目指して、みんなで手を携え合って、一歩前に踏み出しましょう!」との力強いメッセージで締めくくられました。

行政や地域、まちつくり関係者各位からも多数ご参加いただき本当に有意義な会となリました。

ご参加いただいた皆さま、会の運営に関わっていただいた皆さまには心から感謝申し上げます。

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